Opera のタブ幅を変更する

スキンを変更すればタブ幅は変わる。当然スキンを編集すればタブ幅を変えれる。
多くのとこはこの方法を書かれてるが、実はツールバーの設定ファイル (toolbar.ini) で指定できる。


方法は、toolbar.ini をエディタで開いて以下を追記するだけ。

[Pagebar.style]
Maximum Button Width = 100

  • 注意
    • [Pagebar.style] がすでにあるときはそこに入れる。
    • Maximum って書いてるけど最大値ではなく、値が直にタブ幅 (=100px) になる。
    • スキンによるタブ幅の設定が無視される。



せっかくだからスキンについても書いておこう。


スキンによるタブ幅指定

skin.ini を開き、恐らくセクション自体は存在するのでそこに追記。

[Options]
Pagebar max button width = 150
Pagebar min button width = 70

  • 注意
    • 前述の通り toolbar.ini で指定している場合は無効。
    • max/min は最大値/最小値。
    • ページタイトルの長さによって 70px から 150px の幅で変わる。
    • 固定したい時は max/min を同じ値にすればよい。

スキンによるタブ高さ幅指定

縦幅はちょっと勝手が違う。以下はタブバーを上に表示している場合。

[Pagebar Button Skin]
Padding Top = 5
Padding Bottom = 5

スキンにもよるが必要に応じて以下のセクションの Padding もそろえる。

[Pagebar Button Skin.attention]
[Pagebar Button Skin.hover]
[Pagebar Button Skin.hover.attention]
[Pagebar Button Skin.selected]

もしこれらのセクションで Padding 指定がなかったら多分いじらなくてもいい。


タブバーを左に表示している場合は以下のセクション、右(right)/下(bottom) の場合も同様にする。

[Pagebar Button Skin.left]
[Pagebar Button Skin.left.attention]
[Pagebar Button Skin.left.hover]
[Pagebar Button Skin.left.hover.attention]
[Pagebar Button Skin.left.selected]

初めての Opera スキンカスタマイズ

準備

  • Reload Skin のボタン/ショートカットキーを作成
    • 適用中のスキンをリアルタイムで確認できる。
    • タブバーの縦幅など、一部再起動を必要とする個所もある。
  • 元となるスキンを準備
    • 好きなスキンでいいんだけど、極力古いスキンは避けた方がいい。
    • 初めて手をつけるなら standard_skin.zip が断然おすすめ。
  • スキンの zip ファイルを解凍し、opera:config#UserPrefs|ButtonSet で skin.ini を指定
    • [保存] を忘れずに。
    • ここで zip を指定することもできる。
  • opera:config#UserPrefs|DebugSkin を有効に
    • マウスオーバーした要素のスキン情報がツールチップで表示されるようになる。
    • 要素名に何も表示されなかったり、ツールチップの表示自体できない個所もある。
  • 透過 png に対応したペイントソフトを導入
    • 画像ファイルは全て png ( gif でも可。アイコンはアニメ gif にも対応してる)
    • Windows 標準のペイントでは透過が勝手に無効にされちゃうので使えない。
    • Paint.NET とか GIMP とか、まぁ好きなのを。

これで準備は完了!


まずは

  • 何をしたいのか、どういう風にしたいのかをイメージ
    • 全てのボタン/ツールバーの色/サイズ、アイコン、文字色など自由度が高いので、ある程度の指針を立てる。
    • パネルの文字色や文字サイズなどスキン側では変更できない個所もある。
  • ちょこっといじってみる
    • 画像とそのファイル名で、ある程度は何の画像か分かるはず。
    • とりあえず画像を編集してみて Reload Skin でリアルタイムに更新できてることを確認。
    • ボタンとかマウスオーバーしてスキン情報を見て skin.ini と照らし合わせてみる。
  • skin.ini まずは押さえときたい
    • Padding:拡げ幅 Margin:余白幅 Color/Text Color:WEB色見本 原色大辞典
    • Type = BoxStretch:領域内に自動で拡大縮小する。StretchBorder で拡大率?を調整。
    • Type = BoxTile:並べて表示。複数の画像を配置することも可能。

zip にする

  • Opera 側で表示されるスキン名となる skin.ini の [Info] Name を分かりやすいように記述。
  • 自分で使う分には、zipにせずに skin.ini のまま使っても問題はない。
  • zip にするときは skin.ini を含むファイル群をまとめて圧縮。(skin.ini が入ってるフォルダではない)

参照



気が向いたら追記する。

opera:config を開いてクイック検索するアクション

opera:config を頻繁に開くひとはそういないと思うけど、もし居たらそれは恐らく特定の項目なんだろうと思う。
私は opera:config#UserPrefs|ButtonSet をよく開く。
もちろんこれをブックマークに入れとけばすぐ開けるんだけど、問題は保存を押さないと有効にならないということ。
特に opera:config#UserPrefs は項目が多いので縦に長くて手間がかかる。(というか保存を押し忘れる)


だから私は opera:config を開いて、クイック検索で "skin" と入力する、とこうなる。

非常にすっきりしてる上に関連項目もでてきて便利だ。


ということでこれを開くアクション。

New page, 1 & Go to page, "opera:config" & Delay, 500 & Focus page & Focus next widget & Focus next widget & Insert, "skin" & Focus next widget & Go to end

"skin" は検索したい語句にして使・・・う人がいればどうぞ。例のごとく Delay は適当に変更すべし。


config の項目全部ボタンにできるようなインターフェイスがあればいいとよく思う。
ボタン一覧に入れちゃうとごちゃごちゃしすぎるから、隠し要素的に追加できるようになれば。
いやまぁそもそも config を頻繁に開くひt


追記:100314

suehiro さんからコメントいただきました><
opera:config#word で config のクイック検索!
いやぁこんな簡単にできるなんて><

Opera 10.50 透過スキンの文字色指定

Opera 透過スキンの手引き

・画像の通り、なんかフォント色が所々おかしい。2バイト文字に限るかも。

と書いてた件。ちょっと検証してみたのでまとめる


完全に透明な背景だと文字色の指定が無効になる。



例えばこれ、スタンダードスキンをちょこっと編集したスキンのSS

[Pagebar Button Skin] で画像要素を指定せずに、非アクティブタブの文字色に赤(#ff0000)を指定してみた図。
テキストが部分的に赤くなっている。(何かしらの条件をもつ文字のみがそうなるみたいだけどよく分からない)
さらにこれは透過率100%の画像を指定した場合も同じ結果になる。
言い換えれば透過率100%の部分には文字色は適用されない。(というか上から黒で塗りつぶされてる感じ?)


例えばタブの画像の右半分を切り取るとこうなる。(切り取りによって透過になっただけで画像のサイズ等は同じ)

なぜ画像を指定してるにも関わらず、していない場合と同じになるのか。
文字色が指定できる/できないを何が決定しているのか。


結論から言うと、色のある/なしだった。
つまり、色があればよい。透過率100%でなければいい。
透過率255/256の画像を指定するとこうなる。

うん、赤い!


もうちょっと細かく調べるために部分的に透過してみた。

うーんよくわからんn
文字の途中で色が変わるようなことはないらしい。


まぁ結局のところ、透過画像を指定したいときは、
ほんのちょこっと色を残しとくといいよ!ってこと。

Opera 10.50 beta2 でタイトルバーとタブバーを統合するための skin.ini

10.50 beta 2 build 3273 から 7/Vista 以外の Windows XP でもタイトルバーとタブバーが統合されましたよ!



今までのスキンでは統合されません。
ちょこっと skin.ini を編集すれば統合されます。

[Options]
Transparency = 1

とするだけ、簡単!
Aero 環境では [Pagebar Transparent Skin] でタブバーを指定し、
非 Aero 環境ではタブバーを [Pagebar Skin] でタブバーを指定する。
しかし、Transparency を有効にすることによって
Aero の是非に関わらず [Pagebar Transparent Skin] でタブバーを指定することになる、んだと思う。


気をつけないといけないのは、[Pagebar Transparent Skin] で背景画像を指定しないこと。
統合したタブバーの背景に適用される、のはいいんだけど、コントロールボックスまで隠れてしまう。
一応コントロールボックス自体はマウスオーバーでひょっこりでてくるし、機能することも確認。
これは今後修正してほしいなぁ。


ということで、タブバーの背景は VS 依存。
つまり XP だと、こうなる。

なんとかスキン側でどうにかしようと試みたもののうまくいかず。
うーん、、、どうしたものかな。私はタイトルバーある方が好きです!


skin.ini も微妙に変更たのでメモ。
beta 1 から追加されたセクションは以下の2つ

[Password Dialog Skin]
[Dropdown Search Field Button Skin.selected]

パスワードのダイアログが別に指定できるようになったらしい。
後者は多分どうでもいいと思う。


beta 2 のスキンの現状の問題
[Speed Dial Thumbnail Image Skin] の Padding がうまく機能しない。
Padding を増やしてもサムネイル画像が縮小されずに右下にはみだしていく。
デフォスキン含めてあんまりここで Padding 使ってるスキンないから修正されるか不安である。


追記:100226

逆に [Options] Transparency = 0 とすることで 7/Vista でもタブバーを統合しないようにできる。

Opera 10.50 起動時にスキンがおかしくなるバグ回避法

10.50 pre-alpha リリース当時(build 3186)からずっとあるバグ。
アドレスバー、パーソナルバー、メインバー、タブバーで画像要素の残像が重なり続ける現象



build 3206 で確か一度アドレスバーだけは直ったり
タブバーも直ってたこともあったかと思うが、結局未だに修正されていない。
7/Vista Aero 環境では現状問題ない。XP 非 Aero の Windows だけなのかな。


これがバグなのか、スキンが 10.50 の仕様に沿ってないだけなのか判断できないので
色々試行錯誤して skin.ini をデフォスキンと同じように組み替えてみてもだめだった。
とりあえずの回避策を見つけた。

  • Program Files\Opera\skin\standard_skin.zip を適当にリネーム
  • 使いたいスキンの zip ファイルを Program Files\Opera\skin\standard_skin.zip にする

一応これで初回起動の問題は回避はできるが、Program Files\Opera 内はいじるべきではない。
あくまで自己責任でどうぞ。


適用したスキンに足りない要素をデフォルトスキンから補ってたりするから
他のスキンにしたときにおかしなことが起こるかもしれない。
この方法で適用したスキンにそもそも足りない要素がある場合、おかしくなるかもしれない。


結局起動時の読み込みに問題があるってことで間違いなさそう。
とにもかくにも早く修正されればいいなぁ。


追記:100220


profile の方のを読んでくれるのと読んでくれないのとがあるということか

多分,skin の再描画バグも原因は似たようなところにありそう.
なるほどそうかもしれない。
ただ、Program Files\Opera\skin に、スキンの zip ファイル入れるだけじゃ回避できないので
スキンの件については単純にプロファイルの読み込みだけの問題じゃなさそう。